毎年1月2、3日に行われる箱根駅伝。今年が100周年ということもあり、盛り上がりを見せました。
お正月の風物詩となっていますね。毎年ドラマが生まれますが今年はどうだったのでしょうか?
まとめていきたいと思います!
前評判
前年優勝の東海大学と、連続優勝を4で止められた青山学院大学の一騎討ちか、と言われていました。直前の特集TVでもこの2校に焦点が当たったインタビューがほとんどでしたね。監督の合同記者会見でもこの2校にスポットライトが当たってました。他には東洋大学なども有力候補として紹介されていました。ダークホースとしては、東京国際大学、國學院大学あたりの名前が出ていましたね。今年は本当に「戦国駅伝」との前評判でした。
実際の結果
2020年の箱根駅伝の総合順位は以下のようになりました。
総合 順位大学 |
総合記録 |
往路 総合往路記録 |
復路 総合復路記録 |
---|---|---|---|
1 |
10時間45分23秒 |
1
5時間21分16秒 |
2
5時間24分07秒 |
2 |
10時間48分25秒 |
4
5時間24分38秒 |
1
5時間23分47秒 |
3 |
10時間54分20秒 |
2
5時間22分49秒 |
10
5時間31分31秒 |
4 |
10時間54分23秒 |
6
5時間27分15秒 |
3
5時間27分08秒 |
5 |
10時間54分27秒 |
3
5時間24分33秒 |
6
5時間29分54秒 |
6 |
10時間54分46秒 |
5
5時間27分11秒 |
4
5時間27分35秒 |
7 |
10時間57分43秒 |
9
5時間28分48秒 |
5
5時間28分55秒 |
8 |
10時間57分44秒 |
8
5時間27分41秒 |
8
5時間30分03秒 |
9 |
10時間58分17秒 |
7
5時間27分34秒 |
9
5時間30分43秒 |
10 |
10時間59分11秒 |
11
5時間29分15秒 |
7
5時間29分56秒 |
11 |
11時間01分10秒 |
12
5時間29分17秒 |
11
5時間31分53秒 |
12 |
11時間03分39秒 |
13
5時間31分40秒 |
12
5時間31分59秒 |
13 |
11時間04分28秒 |
10
5時間29分08秒 |
17
5時間35分20秒 |
14 |
11時間06分45秒 |
14
5時間31分52秒 |
15
5時間34分53秒 |
15 |
11時間07分23秒 |
16
5時間33分00秒 |
14
5時間34分23秒 |
16 |
11時間07分26秒 |
17
5時間34分11秒 |
13
5時間33分15秒 |
17 |
11時間10分32秒 |
18
5時間34分35秒 |
18
5時間35分57秒 |
18 |
11時間10分37秒 |
15
5時間32分53秒 |
19
5時間37分44秒 |
19 |
11時間13分33秒 |
20
5時間38分37秒 |
16
5時間34分56秒 |
20 |
11時間16分13秒 |
19
5時間37分53秒 |
20
5時間38分20秒 |
参考 |
11時間12分34秒 |
参考
5時間34分54秒 |
参考
5時間37分40秒 |
感想、まとめ
今年の箱根は、勢力図が大きく変化する結果となりました。
「やっぱり」青山学院大学が強かったですね。他大学も脱帽の圧倒的な結果でした。
新興勢力が上がってきているのも今回強く感じました。出雲駅伝で初優勝を飾った國學院大学が史上最高の総合3位。
初シードに、東京国際大学(5位)、創価大学(9位)が食い込んできましたね。
ただ、今回11位だった中央学院大学のタイムも、2017年の青山学院大学の優勝タイムよりも早い記録なのです。全体的なレベルアップが強く感じられました。
東京国際大学は4回目、創価大学は3回目の出場にして初のシード権の獲得を果たしました。
創価大学は9区から10区にタスキを繋いだ時は11位で、前を走る中央学院大学との差は「55秒」ありました。創価大学の10区ランナー嶋津選手は驚異の走りを見せ、区間新記録を叩き出し、最終順位を9位まで押し上げました。
嶋津選手は、遺伝性で進行性の難病「網膜色素変性症」を患い、生まれつき暗いところが見えづらいというハンデを持っています。明るい室内は「ちゃんと見える」とのことですが、薄暗いところでは反応も遅れるため、特に屋外の夜間練習などには制限があります。それでも若葉総合高(東京)時代は約70メートルの廊下を何十往復もするなど、自ら工夫した練習でトレーニングを重ねてきました。夜間照明など、練習環境の整った創価大学に入学し、素質が開花。そんな努力の人は、小説家の夢も持ち、最近は陸上を題材にしたライトノベルを書き上げたとのことです。
ここで、嶋津雄大選手のコメントを紹介したいと思います。「病気の自分が走ってできるんだったら、同じ病気の人やそうでない人も、みんな一歩を踏み出せるんじゃないかなと思って」。白いフィニッシュテープを切った2年生アンカーは、間違いなく主人公になりました。
なお10区の区間記録は13年間更新されておらず、最も長い間記録が更新されていなかった区間になります。

ここまで2020年の箱根駅伝の前評判や結果についてまとめてきました。各大学の実力が拮抗していて、来年も素晴らしいレースになること間違いなしですね!
私も死力を尽くした全ての選手に勇気をもらいました♪この勢いのままに2020年も突っ走っていきたいと思います!!